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KATO EF58(3020系統)先台車、新旧モデル比較。

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岡野:お集まりの皆さん、いつも当局をご覧いただき誠にありがとうございます。今回は東京喜多局 開発設計部 岡野がご案内して参りますので、宜しければ「続きを読む」クリックにてお付き合いいただきたいと思います。
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岡野:早速ですが↑図は私がノギスを当て採寸した概ねの寸法スケッチです。今回の調査で、旧ロットに比べ新ロットのタイプは先台車の軸芯から前梁までの距離において約0.6mmの差が生じていることがわかりました。

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岡野:次に各々の裏側から写真を撮ってみました。新ロットは当局に関係する方々に確認したところ、おそらく新ロットになってから8〜10年ほど経過している可能性が高いです。当局は3020-2タイプが2台、2002年前後に編入してきたモデルであり、今回16年ぶりの新製配置で初めて解った構造のモデルチェンジでした。なお、この3020シリーズは品番の変更はなく、どの発売時期から新ロットタイプになったのかは不明です。先台車の前梁が伸びた要因は、ナックルカプラーの軸を追加したことが原因と思われますが、軸の厚み分そのまま前に出てしまったという印象が強いです。なんとか当局でこの伸びた台車の隙間を詰めるためになにか工法はないかと思いましたが、台車下側のステップやスノープロウのパーツで挟み込んで組んで止まっているため、どちらか一方を詰めてというわけにもいかず、どうにも手が出せないということが判明しました。残念ですが、このモデルのまま運用するしかなさそうです・・。

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岡野:実際に見た目の印象は約1.5mm程度新ロットの台車が前に出ているような印象です。見た目で1.5mmというと225mm現実に長いということですが、この隙間なんじゃ?という猫の額のようなスペースです。・・写真は、121号機が旧ロット、86号機が新ロット、89号機に付いている台車が先日発売された青大将の先台車です。正直、掴み棒の位置が前に出すぎな印象が否めません。残念なのは、模型とはつまり「見栄えが売れ行きを左右する価値」であると思うのですが、機能を優先して見栄えをいじめたというところが本当に残念でなりません。私の立場から言えば0からモノを生み出すという点では、模型は「模して型どったもの」であるがゆえに原寸からの正確なスケールダウンが100%とすれば、そこは安易に考えずにもう一手間考え直して1mm程度詰めて再設計するなどできようものだと思いますが、なぜしなかったんだろうと、とても残念な気持ちです。今からでも遅くはないと思うので、是非、次の(EF58)モデルからは先台車のモデリングについてもご再考願えればと思います。見た目の一番影響の高い部分なので是非お願いしたいです。こうした小さいことも掬いがあれば、結果、もっと売れると思いますし、業界をリードするメーカーとしての使命も果たしていると誰でも思うことでしょう。

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岡野:ま、私がくどくど口を割らなくとも現実を見て貰えば、誰が見てもいいところ、もう少しなところが見えてくると思います。

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岡野:今回の発売で、ようやく当局にも宇都宮のゴハチが配備できました。ホース関係はあともう一手間工事がありますが、台車の構造上、当局の現在の技術ではあの先台車とボディとの隙間「見た目1.5mm」を詰めることができそうもないので、そのままジャンパホースを配管します。たぶん間抜けになると思いますが、また工事が終わった際には皆様にもご覧になっていただきたいと思います。ご静聴、ありがとうございました。



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